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巨人・山崎伊織 “山崎伊織”の存在感を示す/夢の舞台に向かって

 


 もう、間違えられることはないだろう。山崎伊織は2年連続のオールスター出場を射程に捉えている。5月21日のファン投票第1回中間発表ではセ・リーグ先発投手部門で1位に立った。その後は阪神村上頌樹らとトップの座を争っている。順調に勝利数を積み重ねて先発陣を引っ張る右腕は、「結果を出せばしっかりファンの方は見てくれている。応援をしたいと思えるような選手になりたい」と自らのモチベーションにしている。

 初選出となった昨年の球宴は思わぬハプニングが注目を集めた。第1戦(エスコンF)で2回からマウンドに上がり、2回3安打無失点に抑えたのだが……。

 登板時、場内の大型ビジョンに映し出されていた顔写真が、同期入団の育成投手、山崎友輔のものだったのだ。右腕は1人目の打者を抑えたあとに“山崎違い”に気づいたと言い、「丸(丸佳浩)さんが和真(岡本和真)さんになんか指差して言ってたので、なんやろなと思ったら、同期が映っていました」と大笑い。試合前にブルーカーペットを歩くイベントの際に「名前と顔を覚えてもらえたら」と語ったが、「違う名前と顔で覚えられるかもしれない」と自虐で笑わせ、思い出深い初球宴となった。

 今季は開幕から36イニング連続無失点でセ・リーグ記録を更新するなど目を見張る活躍を続ける。「野球の結果だけではなく、人として成長できるように頑張りたい」と自覚も十分だ。リーグを代表する投手への階段を駆け上がる。

写真=BBM
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