
前半戦は期待どおりの活躍ではなかったが、随所に持ち味を発揮していた
大きな期待とともに、5月下旬に入団したのがオスカー・
ゴンザレスだ。直前までパドレスに所属しメジャー通算166試合出場、13本塁打、59打点、打率.264をマーク。当時、得点数でリーグ5位に沈んでいたチームを救うべく、救世主として期待された。
マイナーでは10年間通算で105本塁打を放ち、打率.283。身長196センチ、体重108キロの恵まれた体格の持ち主は、初めての日本でも一定の結果を残している。来日初安打を放ったのが6月12日の
中日戦(
楽天モバイル)。6回に右前打を放つと、8回の第4打席では右中間へアーチを架けた。来日1号を見届けた三木監督は「持ち前のパワーで右中間に、非常にいいホームランだったと思います。よかったですね」と絶賛した。
強打の外野手は7月20日の時点で23試合に出場し打率.223、2本塁打。8打点。期待どおりの活躍を見せているとは言えないところだが、持ち前の明るい性格と、全力プレーですでにチームにも溶け込んできた。ただ、チームは6月下旬、ヤンキース時代の2020年にア・リーグ本塁打王に輝いたボイトも獲得。ボイトは指名打者での起用が基本線とはいえ、外国人枠の問題を考えれば、安心できる立場ではなくなってきた。
「ホームランを打とうとするよりも、いい当たりを打つことに集中したい。シングルでも長打でもランナーをかえすのが自分の仕事」とゴンザレス。パドレスで同僚だった元楽天守護神の
松井裕樹からエールをもらったという新助っ人砲が、後半戦で真価を発揮する。
写真=BBM