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ヤクルト・ランバート 勝利を信じて粘り強く「長所は競争心というか、粘り強く投げること」/助っ人前半戦通信簿

 

QS率は61.5%。新天地でゲームメーク能力を発揮している


 大事な試合を任され、安定感のある投球を続けている。ロッキーズから加入1年目のランバートは、7月20日時点で13試合に登板し2勝7敗と大きく負け越しているが、防御率3.21。投球回73は吉村貢司郎の74回に次ぐチーム2位の数字で、先発の役目は果たしている。登板するのはカード頭となる火曜日や金曜日が多く、相手の先発もチームの主戦級。苦戦を強いられる中で、自身のピッチングを全うしている。

「なるべく多くの試合に投げて、勝てるピッチングがしたい。日本のバッターを上回るかどうか分からないけど、自分の長所は競争心というか、粘り強く投げること」

 チームへの貢献度は高い。投打ともに故障者が多く、先発のやりくりは火の車な上に、野手陣はなかなかベストメンバーがそろわない状況が続く。そんな中、先発ローテーションの柱として奮闘する助っ人に石井弘寿投手コーチも「毎回、試合を作ってくれている。打線との兼ね合いもある。どうしても週頭の火曜日だと、相手もいい投手がくるから、なかなか点も取れない。本当に頑張ってくれている」と感謝する。

 初めて経験する日本の夏にも適応している。高温多湿で過酷な暑さだが「水分補給が大事だと思っている。『ヤクルト1000』と『クイックチャージ』は欠かさず飲んでいる」とヤクルト本社の製品をアピール。どんな状況下でも結果を残すために全力を尽くしている。

 なかなか勝利は巡ってこないが、淡々とマウンドに上がって投げた先に歓喜の瞬間が待っているはずだ。
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