
後半戦も右のエースとしてチームを引っ張る
苦しんできた右腕がようやく白星を先行させた。7月8日の
オリックス戦(京セラドーム)。2年連続で開幕投手を務めた
有原航平が7回1失点で6勝目をマークした。「低めで弱いゴロを打たせられたところは良かった」。真骨頂とも言えるボールを動かし、21アウトのうち16個を内野ゴロで打ち取るテンポのよい投球。自身4連勝で今季初めて勝ち星が負け数(5敗)を上回った。
昨年最多勝のタイトルを獲得した有原は、開幕から3連敗。ビッグイニングをつくられる場面が目立ち、なかなか乗り切れなかった。「真っすぐを投げたとき、ファウルを取れずに前に飛ばされたり、いい当たりをされたりすることが多かった。その辺は修正してきた」。交流戦に入ると状態は上向き、セ・リーグを相手に3試合で2勝、防御率0.86とチームの6年ぶり9度目の優勝にも大きく貢献。リーグ戦に戻っても1日の
日本ハム戦(東京ドーム)で今季初完封と首位たたきに成功するとともにプロ野球史上22人目となる現存する12球団勝利も達成した。
日本ハムを追いかける後半戦、有原とL.
モイネロの二枚看板で貯金を多くつくることは必須条件となる。右腕は改善した直球に手ごたえ十分。「真っすぐは数字的にそんなに球速は変わっていないけど、要所でファウルを取れている。効果的に使えていると感じているけど、もっとうまく使えると思う」と力を込めた。開幕当初は金曜、5月後半からは火曜と首脳陣からはカード頭の重責を託されている。「やらないといけないと思うので頑張ります」と誓った。
写真=BBM