
7月27日のイースタン・楽天戦では実戦復帰後初の本塁打。状態を上げてきている
この男の復活に、チームが浮上するかがかかっている。上半身のコンディション不良の影響で二軍調整中の
村上宗隆だ。セ・リーグ最下位に低迷するスワローズを救うために、主砲の存在は欠かせない。
プロ8年目の今季は、3月に上半身を痛めて開幕二軍スタート。リハビリ期間を経て、4月17日の
阪神戦(神宮)で一軍に復帰したが、まさかの同戦で患部の痛みが再発した。ベンチでは苦悶の表情を浮かべ、翌18日に出場選手登録を外れて再びリハビリ組へ。1度目の故障時よりも慎重に段階を踏んでおり、「前回のケガよりひどかったので、もう3回目はダメだと思いますし、前回も少し焦りはありましたけど、今回はしっかり素直にトレーナーの方とコミュニケーションを取って、やっている」と明かしていた。
チームはオールスターブレークをはさみ、今季最長の6連勝を記録した。それでも、村上を始め、
塩見泰隆、
長岡秀樹、
茂木栄五郎、
並木秀尊、
高橋奎二ら故障者が続出とあって、苦しい状況は続いている。
「自分も早くリハビリを過ごして、早く一軍に上がりたいなという思いもありましたけど、先を見ても早くなることはなかったので、応援はしていました。とにかく状況をいい方向に向けていくために、一日一日過ごしている」
焦る気持ちを抑えながら、一軍復帰を目指し、チームを思い続けてきた。背番号55の帰還を誰もが待っている。