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西武・中村祐太 7月上旬に今季初一軍昇格 胸郭のエクササイズで状態アップ/離脱組の現状

 

リリーフとして場面をいとわずマウンドに上がっている


 今季初めて一軍登録されたのが7月9日と大きく出遅れたが、移籍2年目の中村祐太の充実ぶりが目立っている。

 オープン戦で結果を残せず二軍での開幕となったが、ファームでも抑えを任されるなど決して状態は悪くなかった。だが、5月上旬から6月初めまで毎試合のように失点を繰り返し、不調に陥った。

「今年の1つの目標として、(古巣の)広島での交流戦に投げるというのがあって。でも声が掛からず、一気に心身ともにネガティブになってしまったんです」。

 そこで的確な助言をくれたのが土肥義弘ファーム投手総合コーチだった。「メンタルが落ちると、下向きがちになって胸郭が詰まってくる。しかも暑くなってきて呼吸もあがりやすくなっているから余計に胸郭が詰まって硬くなってしまう」と、胸郭のエクササイズを教わった。胸郭周りを意識するようになったことで球威が戻り、状態も上がってきたという。

「長かったですが、土肥コーチからのアドバイスのおかげで、また新たに自分のポテンシャルも引き出せた感じがして、すごくいいファームでの時間でした」

 一軍でもそのエクササイズは続けており、「ここを整えておけば大丈夫」という安心材料にもなっている。不安が払拭されることで、「今はいつでも100の力を出せる感覚があって、すごくポジティブ。心身ともに状態もすごくいいです」。

 今年で30歳を迎えるが「まだまだ自分のポテンシャル感じている。150キロをコンスタントに出せるぐらいの力をつけたい」と中村祐。「日本シリーズで広島相手に投げるのが次の目標」と、さらなる飛躍を胸に期す。

写真=BBM
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