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DeNA・石田健大 「チームのためにやっていくしかない」ふたたび横浜の力になるために/離脱組の現状

 


 悩み、苦しんだ日々に、確かな光が差し込んできた。「これだけ長くリハビリに入ったこともなかったので。少しずつでも信頼を取り戻しながら、チームのためにやっていくしかない」。DeNAの歴史で過去3度、開幕投手を務めた実力者。石田健大が復活への歩みを進めている。

 昨年6月6日のオリックス戦(横浜)で1回降板。左肩の肉離れによってそのまま、戦線を離脱した。レギュラーシーズンはリハビリに費やし、登板数は自己最少の6に終わり、10月のフェニックス・リーグで実戦復帰を果たした。ところが、左肩の状態不良が再発。「年明けに投げてまたエラー(不調)が出て、という感じで……。取り組んできたことが正しかったのか? という繰り返しでもあった」と当時の思いを打ち明けた。

 プロ11年目は開幕をファームで迎えた。「こういう風にすれば、もっと楽に投げられるんじゃない?」。入来二軍投手コーチ、加賀投手コーチ補佐らが常に気遣い、助言を送ってくれた。5月14日のイースタン・楽天戦(横須賀)で実戦復帰し、ここまで12試合で防御率2.57。最速は145キロまで戻り「何の不安なく投げられるようになれば、もっと(球速は)出るかなという感じもします」と前を向いた。

 一昨年オフには国内FA権を行使し、残留を決断した。先発と救援で通算39勝37ホールドの実績。「ワンポイントやロングリリーフでいい結果を残せば、印象に残るかなと思っています」と一軍の戦力になろうと懸命だ。生え抜きで「横浜」を愛する一人。足取りは確かだ。

写真=BBM
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