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楽天・藤平尚真 直球で押していく「三振が取れるのは自分でもすごく調子が上がってきている証拠」/甲子園のヒーローは今

 

イニング数を上回る三振を奪っている


 甲子園デビューでの快投を彷彿とさせた。7月27日の西武戦(楽天モバイル)で藤平尚真が圧巻の奪三振ショーを見せた。2点リードの8回から3番手で登板し1回を1安打無失点。3三振を奪うと「三振が取れるのは自分でもすごく調子が上がってきている証拠だと思う。狙いにいかなくても取れているのは、すごくいいことかなと思います」と充実感をにじませた。

 力でグイグイ押した。先頭の滝沢夏央に対しては6球すべて直球で見逃し三振。続く佐藤太陽も4球直球を続けて空振り三振。西川愛也には不運なポテンヒットで二塁打を浴びたが、長谷川信哉を外角直球で見逃し三振に仕留めた。最速は155キロを計時。オールスターブレイクをはさみ自身7日ぶりの登板となった右腕は「いっぱい休ませてもらったので、休んだ後はしっかり仕事しないといけないかなって」と淡々と語った。

 2016年夏の甲子園では、東北高(宮城)との1回戦に先発。初回先頭から5者連続を含む13奪三振、7回途中1失点で甲子園デビューを飾った。最速は150キロをマーク。視察した日米16球団のスカウトをうならせた右腕は同年秋のドラフト会議で、楽天から1位で指名された。

 母校の横浜高はこの夏、神奈川大会を制して3年ぶり21度目の夏の甲子園出場を決めた。同校での3年間が、自らの土台を作ってくれたと感謝する右腕。今季は8月11日の時点で44試合に登板し1勝2敗、防御率3.10という成績。後輩たちの活躍も刺激とし、さらなる飛躍を目指す。

写真=BBM
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