
12年目の今季、4年契約の最終年でもある梅野
すっかりスタメン出場の機会が減少しているのは捕手の
梅野隆太郎だ。2歳年下の
坂本誠志郎にとって代わられている。梅野は「若い選手と競い合いながら、負けん気を持ってやっていきたい」と語っていたが、特に後半戦は控えに回っている。
2年連続で開幕スタメンを坂本に譲った。昨季もエース格の
才木浩人とコンビを組み戦ってきたのだが、後半戦スタートと同時にスタメンから外れた。
球宴明けの「開幕」になった7月26日の
DeNA戦(甲子園)の先発は才木。もちろん先発マスクは……しかし、その座を坂本が務めたのだ。その試合の才木は9回を投げ切り4安打完封の好投を見せ、8勝目をマークした一方で、女房役の坂本が評価を高めた形になった。
梅野がオールスター後に先発マスクをかぶったのは、チーム8試合目の8月3日の
ヤクルト戦(神宮)だった。1年前は
西勇輝、
ジェレミー・ビーズリーらと組んでいた梅野だが、そのピッチャーも一軍戦力になっていない状況で必然的に出番は減った。
「グラウンドの監督」「扇の要」と言われる難しいポジション。ほとんどのチームが固定から併用に回っている。それでも軸になるキャッチャーは必要で、今のところ坂本にリードされている梅野も心中穏やかではないだろう。
ただ12年目のベテランの力を必要とするタイミングがある。4年契約の最終年。ここから巻き返しをはかるつもりだ。
写真=BBM