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中日・柳裕也 通算50勝&FA権利も取得/このままでは終わらない

 


 4カ月ぶりに手にした白星だった。右肩違和感で離脱し、4月16日の広島戦(マツダ広島)以来となる今季2勝目を手にしたのは8月13日の巨人戦(東京ドーム)。通算50勝に到達した。

 節目の勝利で投げ合ったのは田中将大だった。初回、先頭・丸佳浩に右翼席へ被弾するスタート。これをきっかけにいきなり3失点。だが、2回以降は6回までスコアボードにゼロを並べた。

「初回はどうなるかと思いました。石伊(石伊雄太)が強気で引っ張ってくれた」

 振り返ると、右肩の異変も東京ドームだった。4月23日の巨人戦に先発して5回で降板している。その後は、大事をとって出場選手登録を抹消された。最短での復帰も検討したが、ゴーサインを自分で下すには材料が足りなかった。

 4カ月ぶりの白星は、巨人戦3年ぶりの白星でもあった。「(通算50勝は)今さらって感じですけど……。また次もチームが勝てるように頑張ります」と話した。

 8月18日には国内FA権の資格を満たした。明大からドラフト1位で入団。3年目の2019年に初の2ケタ勝利となる11勝をマーク。21年も11勝を挙げ、最優秀防御率(2.20)、最多奪三振(168)の2冠に輝いた。

「ここまで支えてくださった皆さんに感謝したいです。今はシーズン中なので、目の前の試合に集中します」。契約も来季ユニホームを考えるのも、シーズンが終わってからになる。

 8月29日のDeNA戦(横浜)は5回を3失点。投手のジャクソンに2回に3ランを打たれたものの、それ以降は「死にもの狂いで投げました」。残り試合、CS進出へ向けて全力で腕を振る覚悟だ。

写真=BBM
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