
2ケタ勝利目前で足踏みが続く隅田
隅田知一郎の前に、今年もまた「2ケタ桁勝利」の壁が立ちはだかっている。2023年、24年と2年連続で9勝止まり。それぞれ9月17日、9月18日に9勝目を挙げたが、残り2試合で「あと1勝」ができなかった。一方、今季は自身開幕4連勝。過去2年よりも1カ月以上も早い8月9日に9勝目を挙げており、初の10勝超えは確実視されていた。だが、その後4試合を投げ0勝3敗と足踏み状態が続いている。
ただ、本人は「まったく意識してない」。相手投手と打線との力関係や想定外の失策など、「勝敗」は投手がコントロールできない要素も少なくないだけに、「1勝」「1敗」という結果に執着していない。
だが、周囲は違う。特に同期として2年目からバッテリーを組む
古賀悠斗は、昨季から「絶対に『2ケタ勝利投手』になってほしい」と熱望。自身のリードも大きく影響を及ぼすだけに、今季こそともに壁を乗り越えるべく最善の準備を怠らない。また、9月2日に今季9勝目を挙げた
今井達也は、その日のお立ち台で「隅田も10勝がかかっているので一緒に頑張りたい」と宣言。2年連続2ケタ勝利を挙げている立場として、その価値の大きさと、隅田がそれを勝ち取るべき投手であることを知らしめた。
自身の先発としての価値を高めるためにも「2ケタ勝利」で成長を証明したい。
写真=BBM