
昨季11勝を挙げ、さらなる活躍が期待されたが9月15日現在2勝に伸び悩んでいる
もがき苦しんだ夏だった。9月1日、
楽天モバイルで行われた一軍の先発投手練習。
早川隆久が、約2カ月ぶりに一軍に合流し汗を流した。
今季は2年連続で開幕投手の大役を任されたが、春先から思うような投球が出来ずに苦しみ続けた。5月23日の
日本ハム戦(楽天モバイル)で今季5敗目。登板後、今季2度目の選手登録を抹消された。7月4日の日本ハム戦(エスコンF)では3回6失点でKOされ、翌5日に今季3度目の二軍降格となった。
「なかなか思うようなボールが投げられない。本当に葛藤する時期だった」。最も思い通りに投げられなかったのは、自身が調子のバロメーターにしている直球だったという。ただ、それでも一つひとつ、自らの課題と向き合った。「自分のできることをして課題を潰していった。焦りはなかった」。二軍のコーチ陣とも話し合いながら、フォームや腕の振りなど細部までしっかり見つめ直した。
ただ、復活を狙った9月3日の
西武戦(楽天モバイル)で先発も今季最短となる3回途中7安打6失点。初回、簡単に二死を取った後で4連打を浴びるなど、甘く入った球を痛打され、いきなり4点を献上した。8敗目を喫した左腕は「大変な時期に申し訳ないです」と肩を落とした。逆転でのCS出場へ向けて、絶対に負けられない状況で一つ順位が下の5位・西武に大敗。チームにとって痛すぎる黒星となった。
今季は先発陣が大苦戦。昨季は11勝を挙げ、ローテの柱としての活躍を期待されたが、思わぬブレーキとなった。
写真=BBM