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阪神・村上頌樹 狙えるタイトルはすべて獲る あらためて示した実力/エースの意地

 

7勝に終わった昨年の悔しさを今年は晴らしている


 リーグ優勝決定から初めての試合になった9月9日のDeNA戦(甲子園)で先発のマウンドに立ったのは村上頌樹だった。

 勝率に加えて、奪三振数でもリーグ単独トップに立ったが、7回を4安打3失点で4敗目を喫したマウンドになった。

 CSで対戦する可能性もあるチームとの一戦だったこともあり、村上は「勝ちたかった」と残念な表情を見せた。

 タイトル獲得の可能性については「個人成績で獲れるものはしっかりと獲りにいきたい」と、どん欲につかみにいく。

 大卒5年目は自身初の開幕投手を務めると、先発ローテーションの軸としてフル回転した。同学年の才木浩人と「2人でローテを引っ張る」と言ったその言葉どおりの働きだった。

 開幕の広島戦(マツダ広島)に今季初勝利すると3連勝し、1つ負けた後、今度は4連勝するという安定したリズムだった。

 8月16日の巨人長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合(東京ドーム)では、9回をわずか2安打で完封勝利を遂げて10勝目をマークした。

 18年ぶりの優勝を達成した2023年はシーズンMVPに輝いた男だが、昨シーズンは7勝止まりだったから2年ぶりの2ケタ勝利は、あらためて実力を示したことになる。

 開幕前から「もう1度空振りを取れるストレートを投げたい」と言い続けた。エースの意地でCSを突破し、再び頂点をつかみにいく。

写真=BBM
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