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日本ハム・五十幡亮汰 チームを救うスーパープレー 外野をつかさどる中堅手へ/これぞプロの技

 

球界屈指の快足で指揮官の期待に応える


 五十幡亮汰が縦横無尽に外野を駆け抜けている。7回から中堅守備に就いた、8月26日の西武戦(ベルーナ)もそうだった。まずは2対2で迎えた7回二死満塁のピンチで、山村崇嘉が放った中前へ落ちそうなライナーに、迷いなくチャージ。1歩目が抜群だったからこそ、少し余裕もありながらのスライディングキャッチで勝ち越しを防いだ。

 さらに同点のまま迎えた延長12回一死二塁というサヨナラ負けのピンチでは定位置より前に守りながら、源田壮亮が放った左中間後方への飛球を斜めに背走しながら好捕。この場面も打球に対して抜群のスタートを切って一直線に落下点へ向かうスーパープレーでチームを救った。球界の屈指の快足を生かした好プレーをシーズンを通して披露している。

 現役時代は名中堅手だった新庄剛志監督も「僕の次にうまいから」と笑顔を浮かべながら五十幡の外野守備のレベルの高さを認めている。だから、求めるものも高くなる。

「五十幡くんはもう、捕る投げるはできているから両サイド(右翼と左翼)を自分の動きと同じように一定の距離で動かせるまで指示ができるようになれば。両サイドに、しっかり球際を捕らせてファインプレーっていう気持ちぐらいにならないと」

 外野全体を統率して守備のレベルを上げるのが中堅手の役割。状況に応じて自身の広い守備範囲を踏まえて左翼と右翼の守備位置を決める。年々成長している五十幡なら、指揮官の期待に応えられるはずだ。日本一を目指すポストシーズンでも、その力は絶対に必要になる。

写真=BBM
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