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ヤクルト・伊藤琉偉 「少しは結果につながったのかな」背中を押した先輩の言葉/ドラフト下位選手の今

 

8、9月は失速し打率.207でシーズン終了。来季は1年通しての活躍に期待だ


 スターダムを駆け上がる一歩を踏み出した。2024年にBCL/新潟からドラフト5位で入団した伊藤琉偉が2年目の今季、87試合に出場。一時は遊撃手としてスタメン出場を続けるなどブレークの兆しを見せた。

「これだけ試合に出られて、一軍に居られるというのは目標ではあったんですけど、自分でも想像していなかった。2カ月ぐらいですけどスタメンで出させてもらって、自分でも思っていなかったことができたので、本当に自分にとって大きな、いい経験になったなと思います」

 チームは今季、開幕前から故障者が続出。1学年上で正遊撃手の長岡秀樹も4月26日の中日戦(バンテリン)で右膝後十字靭帯を損傷して離脱した。それでも当初は途中出場が続いたが、6月5日の西武戦(ベルーナ)に九番・遊撃で先発出場すると、第1打席に左翼席へのプロ1号ソロをマーク。同月7、8日のソフトバンク戦(神宮)では2試合連続本塁打を放ち、パンチ力があるところも見せつけた。

「途中からでも、最初から出てもすごく緊張しています。チャンスが来たと思って必死に、毎試合毎試合やっていたのかなと思います」

 長岡からの言葉も自分の背中を押してくれた。離脱後、ご飯に誘われた際に「チャンスなんだから死ぬ気でやれよ」と言われ、「その言葉はずっと頭にありながら試合に出ていたので、少しでも結果につながったのかな」とうなずく。来季はレギュラー奪取へ。実績十分な先輩たちの背中を追い、越えていく。

写真=BBM
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