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西武・ウィンゲンター「努力を惜しまない姿勢が素晴らしい」新守護神の期待もかかる長身右腕/助っ人通信簿

 

長身から投げ下ろす力のあるストレートが武器だ


 今季から加入したトレイ・ウィンゲンターは、開幕早々から見事に日本球界に順応した。身長201cmの高さから投げ込む平均155.1キロを誇る速球とキレ味鋭いスライダーを武器に、主にセットアッパーとして一度も登録抹消なくシーズン通して勝利に大きく貢献した。

 最大の魅力は奪三振の多さだ。2019年にパドレスでは51回で72奪三振を記録するなど、4年のメジャー生活で通算97試合に登板し127奪三振の実績どおり、来日1年目の今季から49試合で69奪三振をマーク。奪三振率は13.31を誇った。被打率.165、防御率1.74の好成績もあわせ、8月18日に来季の契約更新が決まった。

 広池浩司球団本部長は球団を通じ、成績に加え「日本の野球に順応するために、努力を惜しまない姿勢が素晴らしく、チームメートからの信頼も集めています。来年もブルペン陣の中心を担ってほしい選手の1人。これからのさらなる活躍に大いに期待しています」とコメントし、絶大な信頼を寄せる。

 シーズン終了後、高橋光成今井達也の両先発がそろってポスティング制度を利用してのMLB挑戦が決定した。その穴を埋めるべく、今季は西口文也監督からの切望でクローザーを務めた平良海馬の先発復帰が見込まれるとあり、ウィンゲンターへの「新守護神」としての期待値は非常に高い。

「1年間ケガなくチームに貢献するという目標を達成できてよかった」と1年目を振り返った長身右腕は「来季も良い成績を残せるようにしっかり準備していきたい」と、さらなる躍動を誓い、母国でつかの間のオフを過ごす。

写真=BBM
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