
53試合に出場し37三振と変化球の対応に苦しんだ
うつろな表情で空を見上げた。8月20日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)。同点で迎えた7回だった。先頭打者の
友杉篤輝が放った打球は左中間へ飛んだ。左翼の
ゴンザレスは余裕を持って飛球に追いついたが、まさかの落球。二塁打で出塁を許すと、この回3点を献上。チームは3対5で敗れた。
先発した
古謝樹は7回途中3失点の粘投も実らず。
三木肇監督は「古謝のことを考えたら、キャッチしてほしかったと思うけど。あれも野球だなと思います」と助っ人の守備を責めることはなかった。
2025年シーズン途中、メジャーのパドレスから加入し、6月上旬にデビュー。ドミニカ共和国出身で196cmのスラッガーは、自慢のパワーを生かした打棒を期待された。だが53試合に出場し打率.229、4本塁打、19打点。ボールを飛ばす力はあっても、特に変化球の対応に苦しみ37三振。入団会見では「自分の強みは打点を挙げる」と語っていたがミート力が今一つ。得点圏でも勝負強さを発揮できなかった。
選んだ四球は4つのみと、日本のストライクゾーンにも対応しきれなかった印象だ。3段階で評価するなら、最も下の評価。攻撃と守備を考えると、非常に厳しい評価をせざるを得ないだろう。
契約は26年まで。10月に帰国する際「もっとチームに貢献できるよう、しっかり準備をして、来シーズンのためにさらに強くなって帰ってきます」とコメント。元メジャー・リーガーが、来季は本領を発揮することを期待したい。
写真=BBM