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DeNA・T.バウアー 自身は不振もチームに残したもの/助っ人通信簿

 


 2シーズンぶりに日本球界に復帰した2025年は、不本意な結果に終わった。期待に応えられなかったT.バウアーは「こんなに難しい、不運なシーズンはなかなかなかった」と渋い表情で振り返る。

 20年にメジャーリーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いた34歳は、沢村賞を最大の目標に掲げてベイスターズに舞い戻ったが、21試合で4勝10敗、防御率4.51と苦しんだ。5月下旬から背中のけいれんに悩まされ「100パーセントの状態ではなかった。そこから球速が思うように出せなくなってしまった」と打ち明けた。

 6月中旬から白星を挙げられず自身7連敗。8月は二軍での調整を挟んで戦列に戻ったものの振るわず、終盤戦は出番がほとんどなかった。中継ぎで待機したポストシーズンは不振で登板がかなわず、志半ばで今季を終えた。

 それでも、チームに残したものはあった。2年目の石田裕太郎は肩のトレーニング方法についてアドバイスをもらい、フォームの助言を仰いだアンドレ・ジャクソンは「一番のコーチ。チームとしても個人としても、ありがたい情報源」と感謝を口にしていた。

 バウアーは10月中旬に自身の去就について「正直、分からない。野球を続けるのか、続けないのかということも含めて分からない状況」と率直に語った。「いったん野球のことを考えない時間をつくりたい。メンタル面で難しかった。そこをクリアにした上で考えたい」と悩める胸中を明かした。

写真=BBM
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