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巨人・若林楽人 自慢の快足でレギュラー獲りへ/わがチームの“○○王”

 


 セ・リーグ3位に終わった今季の巨人の盗塁数「53」は12球団ワーストと、来季へ向けての課題の一つとなった。その中でチーム内では最多となる9盗塁をマークしたのが若林楽人だ。

 昨年6月に西武から加入した右打ちの外野手は、「足とスピード感のある野球が自分の持ち味。生かしていきたい」と自ら語ったように、50メートル5秒8の俊足が武器。阿部慎之助監督は加入直後にその走りを「動物のように足が速い」と形容し、ある試合で内野ゴロに終わったものの俊足を飛ばして併殺を免れた光景に、「あのゲッツー崩れなんか、僕だったら(一塁までの)半分くらいでアウトですよ」と自虐を交えて称賛したほど。機動力のある選手が少ないチームにおいて貴重な戦力だ。

「すべてにおいて成績を上げたい。盗塁も増やしたい。いろんなところでアピールしたい」

 シーズン前に宣言したとおり、今季は春先から一、二番の上位打線で起用され、パンチ力のある打撃と自慢の快足を披露。6月中旬に「左大腿二頭筋筋損傷」のケガにより約1カ月半、一軍を離れたが、激しい外野手争いの中で存在感を示した。

 代走や守備固めでの出場もあったが、86試合の出場で打率.241、3本塁打、16打点、9盗塁と軒並みキャリアハイの成績を残した。クライマックスシリーズでも本塁打を放つなど、来季のレギュラー候補の一人。自慢の快足で勝負をかける。

写真=BBM
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