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ヤクルト・吉村貢司郎「1年間通して長いイニングを投げられるように」スタミナアップで殻を破る/わがチームの“○○王”

 

シーズン終盤には好投を続けた。シーズン通した安定感を来季は見せたい[写真=BBM]


 来季こそ、先発投手陣の柱となる。3年目の吉村貢司郎は今季、22試合に登板してチーム最多の8勝を挙げ、シーズンを終えた。9、10月度に限っては4勝0敗、防御率1.61の好成績で月間MVP賞を受賞。決して満足はしていないが、終盤の活躍をさらなる飛躍につなげる。

「本当に1年間通して長いイニング投げないといけないなと思いますし、勝ちを少しでも多く取れないといけないなと思う。すごく課題の残った1年間だった」

 開幕2戦目となった3月29日の巨人戦(東京ドーム)で2回途中7失点(自責点4)と崩れ、早々にファーム調整も経験。勝ち星をコンスタントに積み重ねることはできなかった。課題はやはり体力面。「1年間通して長いイニングを投げられるようにというところを意識してやっていきたい」と決意を胸にオフシーズンを過ごしている。

 来季から指揮を執る池山新監督は、10月10日の就任会見で「投手部門10傑に誰一人名前がないので、エースと言われる人がいない。1人でも2人でも柱になる選手をつくっていきたい」と先発投手陣への奮起を促すメッセージを発信した。2年連続で規定投球回到達者も、2ケタ勝利達成者もいないのが現状。吉村は「規定投球回をしっかり投げたり、2ケタ以上勝つというところを目指して頑張っていきたい。先発陣がしっかりと引っ張っていけるようなチームを目指していきたい」と意気込む。4年目は殻を破り、エースの座を奪い取る。
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