
来季に向け鍛錬の日々を過ごす
秋季キャンプで
畔柳亨丞は大きな収穫を得た。高卒4年目の秋は若手が集う沖縄・国頭ではなく、初めて主力メンバーが集うエスコンFで参加した。「ちょっと一軍を経験して、自分のやらなければいけないことが明確になったキャンプでした」。そこで取り組んだのは新たな球種、シュートの習得だった。
「現役時代にシュートを投げていたので武田(
武田久)さんに聞いたりして。シュートを練習してほしいっていうこと自体も(
新庄剛志)監督から、このキャンプ中にDMが来たので」
エスコンFでの秋季キャンプには、ファイナルアップデート中のため不参加だった新庄監督だが、畔柳には「シュートを練習してほしい。カットボールが生きてくるから」とインスタグラムのDMが送られていた。
ただ、畔柳もそのDMが来る前から必要性を感じていた。シーズン終盤に昇格し、CSまでブルペンの一員として投げ続ける中で「今年は右バッターの被打率が高かった。内角に投げ切ることができなかったので」と課題を認識。武田投手コーチとも「やっぱりシュートが欲しいよね」と話していたという。
シュートの名手から、投げる際の意識などを教わった。最も印象的だったのは「曲げようとするな」という助言。「なるべくストレートに近いような感じで、と言われています。数値を見ても、ちゃんとした変化をしている。いい球になってきてるかなと思います」と手応えも上々だ。得意のカットボールと対になる変化のシュートをオフの間も磨き、5年目の飛躍へとつなげる。
写真=BBM