
プロ5年目を終え、今季は4試合に出場。通算で9試合にとどまるも、来季に向け強い意志を持って練習に取り組んでいる
不慣れな位置で、ボールを追いかけた。10月中旬、本拠地の
楽天モバイルで行われた秋季練習。
入江大樹は一塁と外野の守備練習でも汗を流した。二塁に三塁、遊撃もこなすユーティリティープレーヤーだが、一軍では一塁と外野での出場経験はない。約1カ月、新たな挑戦を続けたが「まだ守れるというレベルまでは来てない」と冷静に現状を明かした。
来季の続投が決まった
三木肇監督は、11月中旬までの秋季練習の狙いの一つを「2026年に向けてのチャレンジとして、いろんなことに対してチャレンジしていく秋にしたい」と語っていた。指揮官は選手の可能性を高める狙いもあって、複数のポジションを守らせることにも抵抗はない。今季一軍でわずか4試合の入江についても、殻を破って少しでも出場機会を増やしてほしいという思いがある。首脳陣の思いは伝わっており「出られる幅を広げてもらっている」と感謝する。
今季は10打数1安打。ただ可能性を感じる場面もあった。7月11日の
ソフトバンク戦(楽天モバイル)。両軍無得点で迎えた2回一死一、二塁で相手先発L.
モイネロのチェンジアップを右前にはじき返し、プロ初タイムリーの先制適時打。チームの勝利に貢献した。
今秋のドラフトでは、仙台育英高時代の1学年後輩にあたる早大・
伊藤樹投手を2位指名。プロ5年目を終え、通算9試合の出場にとどまっている先輩としては気合も入る。「自分も負けないように頑張りたい」と言葉に力を込めた。今季二軍では104試合出場で打率.262、3本塁打、44打点。185cmの大型内野手は強い決意を持ってこのオフを過ごす。
写真=BBM