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中日・石伊雄太 若きチームリーダーへ/秋の収穫

 


 新たな秋季キャンプの舞台となった高知での最終日。手締めを託されたのは石伊雄太だった。

 ドラフト4位で入団し、85試合に出場したルーキー捕手。指名した井上一樹監督は将来的なキャプテンをあたためていた。

「挙手制にしたんですけど、誰も手を上げなかった。そのときに、なんとなく石伊と目が合った。ルーキーキャッチャーとして、シーズンの半分以上出た。来年以降はもう少し自覚と責任感を持ってほしい。将来的にはチームの中心人物、ある意味でキャプテンも期待している。そういった面も含めて指名をしたという形です」

 ルーキー捕手と新任監督。正捕手・木下拓哉の下半身コンディション不良もあって、シーズン中盤からは、石伊を中心としたスタメン起用が続いた。

 石伊も連日、1000スイングを超える打撃練習でメニューに食らい付いた。振り返ると球団のルーキー捕手で年間試合数の半分以上に出場したのは1981年の中尾孝義以来、44年ぶりのことだった。盗塁阻止率もセ・リーグ3位の.413という数字を残した。

「ある程度、成績は残せましたが、まだまだだなという部分はあった。来年は1試合でも多く出場して、1位を目指してやっていきたいです」と来季へ目を向けた。

 オフは日本生命の先輩・大島洋平の自主トレに参加する。「体を強くしないといけないと思っているなかで、自分の勉強になると思っています」と2年目の飛躍を誓っている。

写真=BBM
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