
覇権奪回へ大事なピースだ
池田隆英は2025年シーズンの年俸5700万円から500万円ダウンの年俸5200万円で26年シーズンの契約を更新した(金額は推定)。「やり返したろうと思ってサインしました」。契約更改交渉の席では「(球団から)振り返ってみてどうだったかっていう問いに対して『やっぱ物足りない』という話をしたときに(球団も)同じ意見だった」と振り返った。
今季は24試合登板で0勝3敗13ホールド、防御率2.45だった。23年は51試合、24年は29試合に登板。セットアッパーとしてフル回転した23年から昨季と今季は登板数が減った。今季は開幕一軍スタートも、交流戦の最終戦が行われた6月22日に出場選手登録を抹消され、以降は二軍生活。ポストシーズンまで一軍での出番がなかった。
悔しい1年だった。「いろいろ試しながら投げましたけど……」と状態が上がらない日々がもどかしかった。何よりも「最後、ラストピースになり切れなかった、状態を上げ切れなかったところに、すごい悔しさがある。1年間戦うのは難しいですけど、その中でもしっかりコンディションを保って年間戦えるようにっていうふうに今は思っています」。
シーズン終盤に戦力になれなかったことが、今オフの自主トレに向き合う糧となる。「全体的に強くする」と筋量を上げて球速、球質を高めていく予定。「やっぱり勝ちパターンで投げたいですし、負けている展開であってもチームを勝ちに導けるような投球ができれば」。来季は熱いピッチングで覇権奪回を引き寄せる大事なピースとなる。
写真=BBM