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オリックス・吉田輝星「防御率、ホールド数も去年を超えたい」よみがえった球筋で生まれ変わる/契約更改、覚悟の誓い

 

トミー・ジョン手術からの復活を期す来季へ、強い決意で臨む


 生まれ変わった姿を、来季は見せつける――。11月22日に900万円ダウンの2800万円で更改した吉田輝星は、来季にかける強い思いを口にした。

「去年と同じくらいの50試合は投げたい。それが復活への目安になる。防御率、ホールド数も去年を超えたいです」

 加入1年目の昨季は50登板で4勝0敗14ホールド、防御率3.32と中継ぎとしてフル回転。だが、終盤に疲労骨折を負った右肘の状態が安定せず、今季は3月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた。「(離脱を強いられる)ケガをしたのが人生で初めてだった。ずっとオフシーズンのトレーニングをしているような感覚。だんだん投げられるようになってきたり、体も変わってきて腕が伸びるようになったりとか、小さい当たり前のことに喜びながら過ごした1年だった」。過酷なリハビリに耐え続け、現在はブルペン投球を再開。すでに球速は130キロ台中盤から140キロ前半を計測するなど順調な回復を遂げ、本人も旋風を巻き起こした金足農高時代以来の好感触を口にする。

「プロに入ってから自分の中で見たことのないような球筋に戻った。高校時代はこんな球筋だったな、というのを久しぶりに思い出した感じ」

 チームでは今季、吉田のほかに宇田川優希小木田敦也、東山玲士がトミー・ジョン手術を受けて育成契約へと切り替わったが、吉田のみが支配下契約を継続。球団の期待の表れに、開幕からの貢献で応えるつもりだ。「開幕メンバーに入ることを意識して今までリハビリしてきたんで」。雌伏のときを乗り越え、輝きを放つ。

写真=BBM
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