
選手会長としてリーグ2連覇に貢献した
選手会長、そしてリードオフマンとしてチームをリーグ連覇と5年ぶりの日本一に導いた。11月下旬に都内で行われたNPB AWARDS 2025。3年連続4度目の盗塁王と2年連続2度目のベストナインで表彰を受けた
周東佑京の姿は、まさにリーダーそのものだった。チームからは大量8選手が表彰を受けたが、うち5選手が初受賞。壇上で周東は「いつもみたいに山川さん、近藤さん、柳田さんがいるわけじゃない。それでもこれだけの受賞者なので、優勝できた要因の一つかなとも思う。そういう選手たちとこういう場に来られてうれしく思います」と喜びを示した。
今季は開幕直後から柳岐、近藤ら主力に故障者が相次ぎ、4月終了時点でリーグ単独最下位に沈むなど苦しんだ。それでも5月に入り徐々に息を吹き返すと、5月28日の
日本ハム戦(みずほPayPay)では周東がサヨナラ打をマーク。勢いに乗ったチームは交流戦で9度目の優勝を飾りリーグでもAクラスに復帰すると、終盤は日本ハムとのマッチレースを制して2年連続でリーグの頂点に立った。
阪神との日本シリーズ第2戦で周東は1試合5安打を放ち日本シリーズ新記録をマーク。2年前に前任者の
今宮健太から引き継ぎ、今季まで選手会長を務めた周東は今宮から「お前がここまでできると思わなかった」と称賛の声をもらい、王手をかけた日本シリーズ第5戦の試合前に「あとはお前に任せた」と
栗原陵矢に来季からの選手会長を引き継いだ。日本一を勝ち取り、祝勝会の乾杯の挨拶が周東にとって選手会長として最後で最高の職務となった。
写真=BBM