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楽天・田中和基 悔しさ糧に巻き返しを誓う「まだまだ(若手にも)負けられない」/チームリーダーの2025年

 

今季は自己最小の19試合にとどまるも、選手会長としてチームを支えた


 本人としても選手会長としても悔しいシーズンだった。プロ9年目の田中和基は今季、自己最少の19試合出場で打率.056に終わった。

 本人が悔やんだのは3月28日、オリックスとの開幕戦(京セラドーム)だ。「九番・左翼」で先発も2三振に倒れ途中交代。「開幕戦の2打席、そこが僕のすべてだと思う。あそこで結果を出せなかった」。続く開幕2戦目の同カードは延長10回二死一塁、代走で途中出場からの打席も空振り三振に倒れた。開幕スタメンをつかむも、不本意なままシーズンを終えた。

 二軍では合計49試合に出場し打率.279、8盗塁、16打点。調子を上げたと判断されて昇格しても、一軍では主に打撃で結果を残せず。自慢の堅守で存在感を発揮したように見えたが、二軍落ちは3回も経験した。オフに現状維持の3000万円で契約を更改(金額は推定)。巻き返しに向けて「まだまだ(若手にも)負けられない」と決意を新たにした。

 来シーズンから、新たに早川隆久が選手会長に就任する。ただ、アイデアは惜しまない。「スポンサー企業の方々と手を取り合って、お互いにもっと関係性を築けたらいい。僕はこのチームにすごく魅力があると思う。今年は二軍で遠征に行く機会が多くて、他の球団の二軍はファンの数も結構多い。もっと応援される魅力的な選手が出てきてもいいと思うし、そういった環境もチーム全員でつくっていけたら」と熱っぽく語った。選手会長という重責から解放されても、チームを盛り上げたい思いに変わりはない。自らも最高のプレーを披露し、チームに貢献する。

写真=BBM
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