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楽天・三木肇監督 若手の奮起に期待を「新シーズンに向けてとにかく精査したい」/指揮官が見据える2026年

 

2025年シーズンは4年連続のBクラスに沈んだ。来季に向け準備を重ね、チームへの変貌を目指す


 2025年シーズンは4年連続の4位。20年以来、5年ぶりに一軍を指揮した三木肇監督だったが、5年前と同じく4位に沈んだ。4年連続4位以下でBクラスは、球団創設の05年から08年にかけて以来の屈辱だ。三木監督は「新シーズンに向けてとにかく精査したい」と意気込む。

 ただ、何もせずに敗れた訳ではない。盗塁は両リーグ最多の110。盗塁失敗は21度で盗塁成功率は.840という驚異的な数字をマークした。改革を実らせ、足で好機をつくっても走者をかえせない。総得点はリーグ4位の446。打率もリーグ4位の.244。あと1本が出なかった。

 課題は打撃だけではない。チームに規定投球回以上を投げた投手はゼロ。西垣雅矢古謝樹がチーム最多の7勝だったが、これは06年に並び球団最少。チームの本塁打は70と両リーグ最少だったが、投手陣の被本塁打は99本。制球に苦しみ甘い球を痛打される場面が目立った。

 楽天モバイルで行われた秋季練習では「若い選手がどれだけこの秋に力をつけられるか」と若手の奮起を期待し、猛練習を課した。また内野手の入江大樹には一塁と外野守備に挑戦。内野手の小深田大翔も3年ぶりの外野挑戦を視野に入れて守備練習に励むなど、複数の選手が複数ポジションを守れるよう準備を重ねた。指揮官は「いろんなことにチャレンジしていきたい」と前を見据えた。

チームは11月中旬、前ロッキーズのロアンシー・コントレラス投手を獲得、同下旬には元ドジャースの前田健太獲得を発表した。着々と補強も進んでいる。走るだけではない。打って守れる隙のないチームへの変貌を目指す。

写真=BBM
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