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巨人・阿部慎之助 投手力強化で契約最終年に挑む/指揮官が見据える2026年

 


 改善点を明確にした。阿部慎之助監督の就任2年目だった2025年はリーグ連覇はならず3位に終わり、クライマックスシリーズ・ファーストステージではDeNAに2連敗して敗退した。指揮官は「本当に悔しいシーズンだった。極端に不調になってしまった選手もいた。そこで若い選手がチャンスをつかめなかった。反省点です」と振り返った。

 課題は細かく洗い出した。「12球団ワーストだとか、そんな数字ばかりだった」と弱点を数値化。25年のチーム78失策はリーグワーストだった。「一年間、センターを守れる選手を希望して動いていただいた」と球団に要望し、日本ハムから国内FA権を行使した松本剛を獲得したのがその手始め。2季ぶりに一軍復帰となった川相昌弘ディフェンスチーフコーチのもと、春季キャンプでは徹底して守備力を鍛え上げることになる。

 さらにクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)率もリーグワーストの46.2パーセントで「完投(勝ち)が1しかない。大勢、マルティネスがいるからそうなってしまうのは仕方ないんですけど、完投能力がある投手が少ない」と、先発陣の完投能力を重視する。新助っ人のF.ウィットリー、B.マタも先発候補。自慢のブルペン陣だけに頼らない投手力で、強さを取り戻す考えだ。

 阿部監督にとっては26年が3年契約の最終年。「結果がすべての世界。結果を継続して残せる選手を使う」と若手からベテランまで徹底的に競わせる方針。総力を結集してチームづくりを進めていく。

写真=BBM
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