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阪神・藤川球児監督「一番良くないのは慣れ」球団初の快挙を達成するために/指揮官が見据える2026

 

2026年の目標は当然、リーグ連覇、そして日本一奪回だ


 就任1年目から優勝を達成した藤川球児監督が、球団初の快挙を狙う。何度も「2リーグ制後、1度もできなかった連覇に臨みます」と公言しながら3年ぶりの日本一奪還を見据える。

 2025年は他球団の追随を許さず独走でのゴールイン。「素晴らしい活躍だったと思います」とチームをたたえた上で「新たに自分たちをぶっ壊して、やり直して、磨き直して」とチームの再構築を決め込んだ。

 新たな布陣について「白紙」と言った藤川監督は、スタッフの現体制を崩した。一、二軍打撃巡回コーディネーターだった和田豊氏を一軍ヘッドコーチに起用するなど優勝に導いた首脳陣に手をつけた。

「一番良くないのは慣れですから。自分も同じように現役を過ごしていましたけど、慣れないようにというのは重要です。慣れるというのは一番ダメですね」

 積極的な補強では捕手の伏見寅威を補強し、日本人中心のチームに新外国人も獲得した。そしてもっとも注目されるのはドラフト1位・立石正広(創価大)の加入によって起きる競争力だろう。

 その打順、ポジションを含めて藤川監督は「今年良かった選手が、来年度もいいとは限りません。立石にも可能性を探ってもらおうと思っています。選手を生かすことには自信がある」と手応えをつかんでいる様子だ。

 あらためてチームを刷新して「日本一になれなかったのは私の責任」と言った藤川監督の手腕に注目したい。

写真=BBM
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