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中日・井上一樹監督 上を見て突き進むのみ/指揮官が見据える2026年

 


 就任1年目は終盤までAクラス争いを繰り広げ、63勝78敗2分の4位でフィニッシュ。3年連続最下位だったチームにとって「4年連続」の屈辱はなんとか避けることができた。

 とはいえ、近くて遠いAクラス。2012年を最後に出場から遠ざかっているクライマックスシリーズに進めることはできなかった。

「第4コーナーを回ってムチをバンバンこっちがたたいても、やっぱり走らない馬は結局ズルズルいっちゃう。そこからギューンといける選手をストックとして持っておかないといけない」と井上一樹監督。

 8月下旬には3位まで0.5差に迫ったが、そこから4カード連続で負け越し。投手、野手ともに勝負どころをいかに乗り越えていくかが課題になる。

 投手陣では先発陣の再整備が不可欠。高橋宏斗、金丸夢斗がフル回転し、残留を決めた柳裕也松葉貴大、カムバック賞の大野雄大、さらには助っ人のマラー、ベテラン涌井秀章らで回していくことになる。ここに草加勝仲地礼亜、ドラフト1位の中西聖輝らが絡んでくれば、一気に層は厚くなる。

 打線はホームランウイングができることで一気にバンテリンが狭くなる。細川成也上林誠知、ボスラーに加え、一発のある石川昂弥福永裕基鵜飼航丞ら、今季奮わなかったメンバーが化ければ一気に上位が見えてくる。メジャー通算164発のミゲル・サノの入団も濃厚だ。

 2026年のスローガンは「ドラあげ」。井上監督は「今季よりも上に行こうぜというところ。143試合の長丁場。ヒーローとして、みんなが輝いてほしいという意味合いも含めて」と話す。アゲアゲに上だけを見て、突き進む。

写真=BBM
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