
数字以上に、大きなインパクトを残したプロ5年目
今川優馬の2025年シーズンは数少ないチャンスで確かな存在感を示した1年だった。出場数は18試合にとどまったが、開幕一軍入りを果たし、
ソフトバンクとの優勝争いを繰り広げていたシーズン終盤は自身3年ぶり、本拠地のエスコンFでは公式戦初アーチもマーク。数字以上に、大きなインパクトを残したプロ5年目だった。
オフの契約更改では年俸も微増でサインした。シーズンを通して振り返ると一軍でプレーしたのは最初と最後だけだったが、球団からは「終盤での結果であったり、ファームでの取り組み、姿勢などたくさん評価してもらった」という。シーズンの大半を過ごした二軍でも腐ることなく、自身のレベルアップにまい進していたことは数字が物語る。
昨季はファームで51試合出場、打率.403、7本塁打、28打点をマークした。25年は28歳のシーズン。若手の出場機会が優先される中で、着実に結果も積み上げ、再昇格の吉報を待ち続けていた。だから終盤に訪れた一軍でのチャンスもつかむことに成功。直後の故障離脱は痛かったが、トータルで見れば、チームの戦力となれることを証明した1年だ。
26年は20代最後のシーズンとなる。目標は明確だ。「(25年は)シーズン通して一軍にいられなかった悔しさが一番。最後に何本か打てましたけど、自分自身こんなもんじゃないと自分が一番思っている。今季は一発目から大暴れしてレギュラーをつかみ取りたい」。北海道出身のフランチャイズプレーヤーが今年は地元を盛り上げ続ける。
写真=BBM