
今季30歳を迎える小郷は、「26年やり返します」と昨季の悔しさを糧に挽回を期す
小郷裕哉は悔しさを忘れていない。4月6日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)。試合前に発表された先発メンバーに、自らの名前はなかった。シーズン終了後、最も印象に残っている試合を問われると「スタメンに自分の名前がなかったときの試合が一番記憶に残っています」と悔しさをにじませた。
2024年シーズンは球団史上初の全試合フルイニング出場を達成。25年も開幕スタメンをつかむと、4月5日の同カードまで6試合連続でスタメン出場を続けていたが、その記録も止まった。「今年も全試合スタメンで出るということを第一の目標に掲げていたので、非常に悔しい思いをした」と理由を明かした。
24年にレギュラーとして盤石な位置を築いたはずが、25年は90試合に出場し打率.173、2本塁打、12打点。ボール球に手を出す場面も目立ち、出塁率はプロ7年目で自己ワーストとなる.245。「非常にふがいないシーズンで終わってしまった。(フロントには)来年(26年)やり返します、という強い気持ちは伝えました」と言葉に力を込めた。
今季の目標は明確だ。「数字すべてにおいて今まで(の数字)を超える思いが強い。チームとしても僕が入団してから2位以上になっていないので、そこのキャリアハイも取れるように活躍してチームに貢献していきたい」と巻き返しを強く誓った。オフはほとんど休みを取らずに春のキャンプまで鍛え上げる意向だ。25年、得点力不足に泣いたチームにとっても不可欠な一人。30歳を迎える節目のシーズンで必ずやり返す。
写真=BBM