真価を問われるシーズンに臨む覚悟は十分だ。7年目を迎えた蝦名達夫は、レギュラー定着はもちろん、主力に名乗りを上げる。今季の目標は高く「僕が首位打者になることでチームの勝ちにつながると思う」と決意をみなぎらせる。
昨季は自己最多の115試合に出場し、打率.284と飛躍の兆しを見せた。後半戦は一番打者を務め、確実性の増した打撃で期待に応えた。選球眼も良く、33試合連続出塁を記録してレギュラーシーズンを終了。「一軍で戦える材料をつかんだ。生かすも潰すも自分次第」と自らに言い聞かせる。
球団幹部から「主力としてチームを引っ張ってくれ」と大きな期待をかけられている。屋台骨を支える
牧秀悟、
山本祐大らチームに数多い1998年世代の1歳上。普段は寡黙な28歳は「年齢も年齢。チームを良くするために野球以外でも思ったことを言えるように。プレーでも引っ張っていきたい」と自覚をにじませる。
長らく中堅を守り、巧打と球際に強い守備でチームを支えてきた
桑原将志は、海外FA権を行使して
西武に移籍した。蝦名は守備力と走力も兼ね備えるだけに、打撃にとどまらない活躍に期待がかかる。
梶原昂希らとともに正中堅手候補となるが「自分との戦い。まだレギュラーをつかみ切っていない」と慢心はない。
「僕が引っ張ってリーグ優勝、日本一になれるように頑張っていきたい」。
相川亮二新監督のもとで船出を迎える2026年。背番号61の走攻守に注目だ。
写真=BBM