
日本シリーズでは3試合連続の本塁打でMVPに輝いた
球界屈指のスラッガーが今季、節目の一発を狙う。リーグ連覇中の
ソフトバンクで4番を任される
山川穂高は、これまで4度の本塁打王に輝くなど通算275本塁打をマーク。過去46人の長距離砲が達成した通算300本塁打まであと25本に迫っている。不振に苦しんだ昨季こそ23本塁打に終わったが、3度シーズン40発以上をマーク。昨季の巻き返しに向けてオフは体をいじめ抜き「(昨年の)日本シリーズのときとか、47発打った時(2018年)の自分にまだまだなれると思う」と、達成は十分可能だ。
西武時代の22年には通算200本塁打を達成。通算697試合目での到達は、
秋山幸二氏と
田淵幸一氏の714試合を超え、日本人選手最速での快挙達成だった。23年は0本塁打に終わるなどペースダウンこそしたものの、ソフトバンク移籍1年目の24年には32本塁打で4度目のホームラン王を獲得。昨季は打率.226、23本塁打と苦しみながらも、
阪神との日本シリーズでは3試合連発をマークするなどMVPに輝く活躍で、まさにホームラン打者としてチームの5年ぶり日本一に大きく貢献した。
レギュラーシーズンは不本意な成績に終わっただけに、日本シリーズ終了直後から福岡県内の球場を借りて連日トレーニングを行うなど、今季へ向けての鼻息は荒い。「調整というよりは自分のレベルが上がっていくような練習。(他球団の投手に)負けない練習をやっている」。希代の長距離砲のバットから、今季は目が離せない。
写真=BBM