週刊ベースボールONLINE

オーロラビジョン

西武・豆田泰志「できればやりたい」信頼を勝ち取りつかむ守護神の座/年男の決意

 

一軍で勝ちパターンに入り、最終的にクローザーを担うことを目標にする豆田


 今年こそ、勝ちパターンに定着だ。育成3年目の2023年7月に支配下を勝ち取り、一軍昇格後は持ち味である「ホップする」と表現される伸びのある剛速球で主力の仲間入りを果たした。奪三振率の高さから着々と存在価値を高め、同シーズン最終戦では9回のマウンドを託され初セーブも記録した。

 手応えを得て迎えた24年は自他ともに「勝ちパターン入り」が期待されたが自慢の剛速球が鳴りをひそめ、カーブも打ち込まれて7月7日の登板を最後にファームが主戦場に。昨季も開幕から上昇の糸口を見つけられず、ファームでの試行錯誤が続いた中、9月27日にシーズン初の一軍昇格を果たすと3試合で4イニング6奪三振、防御率0.00と復調を証明。11月にはプエルトリコでのウインター・リーグに参加し、6試合で23イニング24奪三振、防御率1.57の好成績を残し今季への自信をつかんだ。

 今季は長く先発ローテの柱を担い、23年から3年連続で10勝を挙げ続けた今井達也がポスティング制度でアストロズへ移籍。その補填のためにも、昨季は西口文也監督が最もこだわり抑えに据えた平良海馬の先発転向がすでに明言されている。その平良が抜けた「クローザー」の重責を誰が担うか。今季の大きな焦点の1つとなるが、中継ぎである以上、豆田も当然「できればやりたいと思っている」ときっぱり。そのためにも、「まずは一軍でしっかり結果を残して、勝ちパターンに入ってチームの勝利に貢献することが大事」と、一歩一歩信頼を勝ち得ていく重要性を自らに言い聞かせる。

写真=BBM
オーロラビジョン

オーロラビジョン

週刊ベースボール各球団担当による、選手にまつわる読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング