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広島・中崎翔太 球団初の偉業へ一歩ずつ「結果を求めて、チームの勝ちへ」/記録への挑戦

 


 間もなくキャンプインを迎える。

 チーム投手陣で一番の“古株”、16年目の中崎翔太は「初日にしっかりとした球を投げられる状態で入って、しっかりポジションを争って勝ち取れるようにやっていくだけです」と、内なる闘志を静かに燃やしている。

 球団初の偉業が間近に迫る。通算100ホールドに、あと3。かつては守護神として通算115セーブを積み上げてきた。100ホールド&100セーブは球界で過去9人だけ。

「そこへの思いは特にはない。そこは自分がどれだけ頑張ったかの結果だと思うので」と、通過点としか考えていない。

 昨季51登板は、守護神としてリーグ3連覇を支えた2018年以来7年ぶりの“大台”。ビハインドでの起用から信頼を勝ち取り14ホールド。史上113人目の通算500登板も達成。

「苦しいシーズンがずっと続いていたけど、我慢して使ってもらった」と33歳にして“復活”した。

 今季から栗林良吏が先発に転向する。「ブルペンとしてはさみしくなるけど、良吏が抜けたポジションを、みんなが死に物狂いで狙う気持ちでやっていかないといけない。必死に結果を求めてやっていけば、チームの勝ちにつながる」と、見据えるのは「優勝」の一点だけ。

 オフには、DeNA筒香嘉智の発言に触発された。

「『優勝を目指していないやつはグラウンドに入る資格がない』という言葉を見て、本当にそうだと思った。思うだけじゃダメ。練習、日々の私生活の行動にも出てくると思う。チーム全員が考えてやっていかないといけない」

 自身が手本となり、これまで以上に若手を引っ張っていく。

写真=井沢雄一郎
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