
10年目の昨季、キャリアハイの成績をマーク。ベテラン健在を示した
ベテラン健在を示した2025年を経て、さらなる進化へ――。昨年に続いてチーム野手最年長の
西野真弘は、36歳の年男として26年シーズンを迎える。
「ずっと何歳になっても野球を続けたい気持ちはもちろんプロ入りした当初から持っていたけど、野手で最年長になるとはまったく思っていなかったです」
35歳ながら、キャリアハイと言える成績を残したのが昨季だった。規定には未達ながら、打率.287、得点圏では.339と勝負強さを発揮。三振率.067(三振÷打席数)は、規定打席の半数以上をクリアした113選手で12球団最少と、粘り強い打撃で相手の脅威となり続けた。また、過去7シーズンで計2本塁打ながら、キャリアハイの7本塁打を記録。「この年でもまだ伸びしろがある、自分にまだ期待ができるシーズンになった」。昨年6月に父が他界。感謝の気持ちを込めながら、本塁打での生還後は両手を掲げて天を仰ぎ続けた。
今季が2年契約の最終年の年男は、「特別な年にしたいですね」と息巻く。同学年の
伏見寅威が、
日本ハムから同じ関西圏の
阪神に移籍してきたことも、活躍への一つのモチベーションとなっている。「寅威も新天地での挑戦で、(同じく同学年の)西(勇輝)も自分も来年頑張る立場は皆同じなので。西と寅威のバッテリーと対戦することを楽しみに、練習を頑張ろうかなと。二軍ではなく一軍の舞台で対戦できたらいいですね」。オフは
杉本裕太郎、
大城滉二の「おっさん3人」で、沖縄・宮古での合同自主トレを実施。オリの打撃職人が、衰え知らずを証明する。
写真=BBM