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阪神・西勇輝「自分が邪魔と思ったらやめるだけ」覚悟を持って臨む新シーズン/年男の決意

 

昨季はわずか1試合の登板に終わった西。今季の復活に懸ける


 内角、外角を巧みに突いて打ち取る変化自在な投球をよみがえらせてみせる。日本人投手球団最年長の意地に懸けて、もう一度一軍のマウンドに戻ってくる。しかも先発ローテーションの一角に入る覚悟だ。

 藤川球児新監督の力になるつもりだった。昨年4月12日の中日戦(甲子園)で先発マウンドに上がったが、まさかの5回途中3失点で降板、翌日に登録抹消となった。そこから二軍生活が始まったが、さらなる苦難を味わうことになった。

 右膝の内側側副じん帯の変性が見つかり2カ月以上マウンドに上がれない日々が続いたのだ。その間、今まで健康な体で投げ続けられたからこそ、ケガをして気が付いたこともあった。「こんなにも戻すのに時間がかかるんだな」と感じ、阪神に移籍して初めて一軍で1試合のみの登板に終わった。

「シーズンで投げていないからね。全然疲れが違うので、前倒しで疲れを取ってコンディショニングして、いける状態ですね」

 今では万全の体調に戻った。オフには海外で体をじっくりとつくり上げてきた。

 キャンプではもう一度アピールして先発の座をつかまなくてはいけない立場だ。先発に対するこだわりも人一倍のプライドがある。昨年の優勝で、若い先発陣が力を付けているだけに、その牙城をもう一度崩さないといけない立場だ。「自分が邪魔と思ったらやめるだけ」と覚悟を持って臨む2026年となる。

写真=BBM
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