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DeNA・伊勢大夢 12球団トップのリリーバーに/増えた家族のためにも

 


 かけがえのないパートナーを得て、さらなる高みを目指す。27歳の伊勢大夢は、一般女性と結婚したことを昨年12月に公表した。詳細については「やめておきましょう」と差し控えたが、「シーズンが良かった年に報告したいと思っていた。(成績が振るわず)妻のせいにされたら(妻が)責任を感じて嫌だと思った」と優しく笑った。

 6年目の昨季は55試合で0勝5敗13セーブ、防御率2.89。セットアッパーとしてブルペン陣を支え、抑えの入江が調子を落とした終盤は、代わりに9回のマウンドを託された。転機は2024年。不振に陥り、約2カ月半にわたって二軍で過ごした。「一軍に必要とされるは当たり前じゃないと改めて気づいた」と率直に振り返る。

 3年目の22年には71試合に登板し、防御率1.72の好成績をマーク。長らく勝ちパターンの継投の一角を担い、幾度となく修羅場をくぐり抜けてきた。「当たり前のようにやっちゃっていたんです。すごい調子に乗っていた」。一昨季はそんな自分を見つめ直す契機となり、昨季は勝敗を左右する場面で投げる責任と喜びを胸に腕を振った。

 昨季はチームの救援防御率がリーグワーストの3.37だった。相川亮二新監督はバッテリーを中心としたチームづくりを進める方針を示しており、ブルペン陣の強化は課題の一つ。屋台骨を支える伊勢は「チーム内の競争だけじゃなく、12球団のリリーバーとも争ってトップに立てるように」と自覚十分。守るべき存在ができ、一層頼もしくなった。

写真=BBM
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