
今年はキャンプから一軍でアピールを続けた篠原
まさに「期待の星」だ。ルーキーイヤーの昨季、ファームでは早々から
篠原響への賛辞の声が相次いだ。「高卒とは思えない」「コントロールがめちゃくちゃいい」「直球も変化球も全部精度が高い」……などなど。その声は日を増すごとに増えていき、実際に篠原は二軍の先発ローテーションの一角に加わり、16試合に登板し、8勝5敗、防御率2.20と、ポテンシャルの高さを結果で証明した。
その才能は、当然一軍にも報告されている。
西口文也監督は9月7日の
ロッテ戦(ベルーナ)での先発に抜てき。結果的にデビュー戦は4回2/3を7安打5奪三振4失点(自責4)で黒星を喫したが、「点数は取られたけど、球に力はあったし、制球力もそんなに悪くはなかった。ただ、甘くなったら一軍ではやられるということを痛感したんじゃないですかね。それでも、自分から崩れるタイプではないということはよく分かった」と、内容を評価した。
そして、指揮官の誕生日でもある同月26日に再び登板機会を得る。2回1/3、8安打4失点(自責4)と結果を残すことはできなかったが、「打者とは勝負はできていた。首を振って直球を投げて三振を取ったりしたところも良かった」と評価を上げた。
そして迎えた2年目の2026年、春季キャンプは一軍に帯同した。初日からブルペン入りするなど連日アピールを続けると、思いもよらない好機に恵まれた。「侍ジャパン」のサポートメンバーとして2月23日の
ソフトバンク戦(サンマ
リン)の先発として急きょ招集され、1回無安打1四球無失点と好投。開幕一軍入りへ向け、最高のアピールとなった。
写真=BBM