週刊ベースボールONLINE

オーロラビジョン

楽天・田中千晴 移籍をきっかけにブレーク狙う「とにかく一軍にいたい」/開幕一軍を目指して

 

プロ4年目で楽天に加入した田中。自身初の一軍完走を目指す


 自身初の開幕一軍へ、上々のアピールとなった。2月23日の巨人とのオープン戦(那覇)。7回から五番手でマウンドに上がったのは田中千晴だった。先頭の山瀬慎之助には左前打を許したが、続く石塚裕惺は一邪飛。門脇誠は犠打で二死二塁のピンチを背負ったが、宇都宮葵星をフォークで空振り三振。1安打無失点で切り抜けた。

 1月下旬、海外FA権を行使し巨人へ移籍した則本昂大の人的補償で楽天に加入。いきなり環境が変わったが、キャンプは一軍スタート。7対4で勝利した2月14日の阪神との練習試合(宜野座)では9回に登板して1イニングをピシャリと抑えた。

 対外試合は阪神、巨人とのオープン戦の2試合に登板し計2回を投げ1安打無失点。古巣相手に好投したとあって「元気でしっかりやってるよというのを、ゼロで抑える姿を見せられた」と充実感をにじませた。

 2023年にドラフト3位で巨人入団。巨人時代は一度も開幕一軍入りを果たせなかった。24年オフに右肘のクリーニング手術を受けた影響で、25年は一軍登板なし。巨人時代には「とにかく一軍にいたい。最初から最後まで、一軍に居続けることが目標です」と語っていた。

 一軍へのこだわりは、新天地でも変わることはない。三木監督は起用法については明言していないが、首脳陣は150キロ超の威力ある直球と落差のあるフォークを高く評価。縦振りを意識するフォームが固まれば、開幕一軍入りを果たす可能性は十分にある。国学院大時代の同級生である江原から助言をもらうなど、チームにもなじみつつある。新天地で大輪の花を咲かせたい。

写真=BBM
オーロラビジョン

オーロラビジョン

週刊ベースボール各球団担当による、選手にまつわる読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング