
オープン戦初戦で早速結果を残した
異例の抜てきだった。ドラフト5位の高卒ルーキー
藤森海斗が、2月22日の
広島とのオープン戦(名護)に途中出場した。3回に三番・指名打者でスタメン出場していた
レイエスの代走として登場。6回に訪れた最初の打席は二ゴロだったが、8回に先頭で打席が回ると遊撃への内野安打を放った。チームのオープン戦初戦で安打を放った高卒ルーキーは、2008年
中田翔以来で実に18年ぶりの快挙。あの
大谷翔平も成し得なかった結果を残した。
そもそもオープン戦でチャンスを得られたのは、その前にあった紅白戦や練習試合で、いい打撃内容を披露していたからだ。プロ初実戦となった同14日の紅白戦(同)では1学年上の柴田から左翼線へ二塁打。新庄監督は「1年目から150キロ近くのスピードボールを芯に当てることは難しい。いい振りをしてたから大したもん」と絶賛。さらに同20日に
中日二軍との練習試合(同)でも2打数2安打1打点で、同21日から23日の
阪神とのオープン戦(同)まで期間限定で“一軍昇格”を果たしていた。
日本ハムの高卒ルーキーはじっくりと体をつくり、徐々に実戦経験を積ませることが多いが、キャンプの時期から実戦で積極起用された藤森にはそれだけの魅力があったということだ。新庄監督は「フリー打撃でポイントがほとんど変わらないのが大好き」と藤森の特長もインプット。3日間の一軍帯同が終わった後は再び二軍へ戻ったが、北海道・根室出身の有望株はチームの未来を明るく照らしていたのは間違いない。
写真=BBM