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中日・鵜飼航丞 ロマン砲から卒業へ/春の一番星を探して

 


 春がなければ、当然、夏も秋もない。鵜飼航丞にとっては、まず春に成績を出すこと。春季キャンプの沖縄滞在期間、対外試合チーム1号を含め、実戦では25打数11安打の打率.440、2本塁打と持ち前の長打力を発揮。井上一樹監督からキャンプのMVPのひとりとして名前を挙げられた。

 豪快アーチは2月23日に行われたロッテとのオープン戦(北谷)。逆方向の右中間席へ豪快なアーチを描いた。

「今まではフリー打撃で打てても実戦で打てないというのが続いていた。打席で間が取れるようになってきた。これからも、打席をもらったら結果を出せるように頑張ります」と語った。

 レギュラー奪取5度目のチャレンジとなる。ルーキーイヤーからパンチ力はチームトップクラス。昨季限りで引退した中田翔氏が「力も飛距離もすごい」と認めた逸材。ロマン砲と表現されて久しい。そろそろ、ロマンを抜け出したい。

 外野陣の開幕一軍争いは岡林勇希細川成也上林誠知のレギュラー格がいる。そこに、キャンプを二軍読谷組で過ごした名球会会員・大島洋平がいる。昨季、代打でポジションを得たブライト健太らも控える。鵜飼は「まずは左投手だったときに鵜飼を使わせたいと思うようなアピールを続けていきたい」と意気込む。

 3月8日の広島とのオープン戦(マツダ広島)ではオープン戦第2号。払ったようなスイングながら打球は左翼スタンドへ飛び込んだ。同14日の楽天戦(バンテリン)では先頭打者弾を放った。背番号66の覚醒に期待したい。

写真=BBM
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