
今季もチームの勝利のためにとにかく懸命にプレーするだけだ
連覇を狙う今シーズンもリードオフマンを演じるのは
近本光司だ。昨オフFA権を行使せずに残留を決め込んだことで虎一筋は証明された。
ソフトバンクとの日本シリーズで敗退した際には「やることはやった。相手の勝ちを受け止めたい」と潔かったが、悔しさは持ち越した。昨年は140試合出場、打率.279、3本塁打、34打点の成績。生え抜き最速の通算1000安打をマークした。ベテランの域に達しようとしているとはいえ、まだまだ老け込む年ではない。ただ本人からは「野球人生」という言葉が口を突く。
「年齢を重ねるにつれて、体も変わっていくと思うんですが、それも僕の野球人生と思いながら、いろんなことにチャレンジしていきたいです」
常に悔いのないプレーを心掛ける近本の姿勢は、沖縄・宜野座キャンプでも早々と対外試合でスタメンに名を連ねたことからもうかがえた。
7度目の盗塁王となればセ・リーグ史上初。昨オフ、拡大ベースについて近本は「スライディングが大事になるかもしれない」と話した。
「野球人生が終わったときにタイトルを獲って良かったと感じると思うんです。長く獲りたいなと思っています」
プロ8年目は連覇のかかったシーズン。近本は「もちろん成績がベースにあって、まずは楽しくプレーしたい」と再びスタートを切る。
写真=BBM