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楽天・荘司康誠 唯一の開幕3連勝「今日は完璧と言えるぐらいの内容」/スタートダッシュに成功

 

自身初の開幕投手の大役を担った荘司。好投でチームに勢いをつけた


 ほぼ完璧と言える投球内容だった。3月27日、オリックスとの開幕戦(京セラドーム)。4年目で初めて開幕投手を任された荘司康誠が、敵地で圧巻の投球を披露した。初回を三者凡退に封じると、3回まで完全投球。4回に初安打を許したが、8回を投げて4安打無失点。105球で今季初白星をつかんだ。

 最速155キロと威力十分の直球で大胆に高めを突き、変化球は丁寧に低めに集めた。9三振を奪い、与えた四死球は0。WBC日本代表でもある相手先発の宮城大弥が精彩を欠く中、きっちり役目を果たした。「今日は完璧と言えるぐらいの内容。この舞台でしっかり、そういう投球ができたことをうれしく思います」と充実感をにじませた。

 今季、手応えを感じている球種の一つが改良を加えた120キロ台のカーブだ。緩急をつけられるだけでなく、大きく縦に割れる変化で空振りも取れる。開幕戦ではカットボールにスプリットも織り交ぜ、的を絞らせなかった。

 4月3日の西武戦(ベルーナ)では7回を投げ3失点で、開幕から連勝を飾った。12球団の開幕投手で2連勝したのは荘司だけ。昨季4勝に終わったことを考えれば、上々の滑り出しと言える。ただ、甘くなった球を痛打され7安打を浴びたとあって「野手に助けられた。次も勝てるように準備したい」と先を見据えた。

 10日のオリックス戦(楽天モバイル)が雨天中止となり、14日のソフトバンク戦(みずほPayPay)に登板した右腕は5回2失点で早くも3勝目。それでも「ランナーを出してからの投球が課題」と慢心することはない。さらなる飛躍を目指す。

写真=BBM
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