
守備範囲が広い内野守備で何度も投手を助けている
華麗かつ強固な守備でチームに大貢献しているのが
滝澤夏央だ。失点を阻止し、投手やチームを救うという意味では本塁打にも匹敵すると言っても過言ではない。他チームの多くの選手からも「12球団一」と絶賛される守備は、当然、滝澤自身にとっても大きな強みだ。「僕にとって、守備は自分が乗ってくるポイントの一つ。いいプレーをした後は打撃につながっているので、大事にしています」と、その意義を強調する。
自分に勢いをつけるために、また、チームやファンを活気づけるためにも、実は「魅せるプレー」を心掛けていると明かす。
「誰もが『ナイスプレーだな』と思うようなプレーをして、プラス、しっかりとアウト取ることがとにかく大事。『魅せたい』というプレーも、それで失策したら、結局『何してんの?』という話になる。なので、とにかく練習からいろいろな打球を捕って、たくさんの引き出しを作るようにしています」
子どものころから「ダイビングキャッチとかが大好きだった」という。だが、それはプロの世界では、その後きっちりアウトを取ることで初めて認められるプレーであることを重々承知している。その上で、あえて「魅せる」プレーを身上にしているのだ。
今季は二塁、遊撃に加え、三塁でのプレーも増えつつある。
「一つのポジションでと思っていましたが、出だしの打撃が悪過ぎたので、そんなこと言える立場ではない。出してもらえる位置で試合に出続けたい」
昨季の練習法を取り入れたことで、打撃も5月に入り急上昇で、16日現在で月間打率.351をマーク。攻守でファンを魅了していく。
写真=BBM