
シーズン前半戦は打撃面で好調だった太田。後半巻き返しのキーマンとなりたい
ともに見事な送球だった。5月5日の
日本ハム戦(
楽天モバイル)。
太田光が自慢の強肩を披露した。まずは両者無得点の3回だ。二死から二盗を狙った
細川凌平を正確なスローイングで刺した。1点をリードした直後の8回には俊足の代走・
矢澤宏太の二盗を阻止。どちらも捕球から送球まで、一切の無駄な動作がなく俊敏だった。
三木監督は「(8回は)先頭バッターが四球で、もう一個の前半もそうだけど、太田の盗塁阻止、あそこがセーフかアウトかで大きな違いだと思います」と試合の流れを左右する大きなプレーだったと絶賛。さらに送球についても「太田の本当にいい部分だと思う。ウチのチームの強みだと思うので。太田のあのセカンドへのスローはもう素晴らしかった」と手放しでたたえた。
光ったのはリードを含めた守備面だけではない。6連敗で迎えた5月3日の
ソフトバンク戦(みずほPayPay)では、0対0の7回一死一、三塁で決勝の左犠飛。チームにとって20イニングぶりの得点で勝利に導いた。
5月14日現在、34試合に出場して打率.272、1本塁打、7打点。打率は同日時点で30試合以上に出場した選手の中ではチーム2位。10四球を選び6得点をマークしている。
V犠飛については「どんな打球でも前に転がせば、正面に行かない限りはなんとか得点に結びついてくれるかなと」と充実感をにじませた。
同日の時点で38試合を消化し借金5でチームは5位。苦しい状況にいることは間違いないが、扇の要を中心に必ず巻き返す。
写真=BBM