
攻守でチームの勝利に貢献するつもりだ
電撃移籍した司令塔が、セ・リーグ相手にどういうリードをするのかに注目だ。2024年にベストナインとゴールデン・グラブ賞を受賞するなど、
DeNAの正捕手として君臨した
山本祐大が
ソフトバンクにトレードで加入。
小久保裕紀監督も「セ・リーグで一番いいキャッチャー」と絶賛し、合流初日の5月13日の
西武戦(みずほPayPay)で即スタメン。無安打でチームも敗戦し、「散々でしたね」と本人は悔しがったが、「打てる捕手」への期待の高さがうかがえる起用だった。
捕手としての強みを「自分の武器は駆け引きができること」と自己分析する山本祐。対戦データも少なく、不慣れなセ・リーグの打線と対峙する際、脳内に蓄積された膨大な「生きたデータ」は計り知れない武器となる。とりわけ注目されるのが、古巣・DeNAとの対戦。互いの手の内を知り尽くしたかつての盟友たちにどう挑むのか。「ベイスターズでしか野球をやってこなかった」と謙遜する存在の、横浜スタジアムでのプレーに必然と注目が集まっている。
移籍直後から、投手陣とのコミュニケーションを深めるほか、同じ捕手の
海野隆司と積極的に会話するなど、チームになじもうとする姿勢を見せる。さらにはチームメートからも歓迎会の誘いが相次ぐなど存在感は早速発揮している。
昨季も優勝を果たすなど、チームは得意とする全18試合の交流戦。一方、今季は開幕から投手陣を中心に苦戦が続いている。チームを再浮上させるきっかけに交流戦をしたいところ。そのためにも、背番号39が勝手を知るセ・リーグ相手に、どれだけ躍動できるかが、鍵を握りそうだ。
写真=BBM