週刊ベースボールONLINE

オーロラビジョン

阪神・村上頌樹 チームにとっての鬼門を乗り越えるために/交流戦のキーマン

 

エースとしてチームに勢いを与えるピッチングを見せたい


 交流戦を左右するのは村上頌樹の働きが大きい。2年連続2度目の開幕投手を務めた主戦投手が勢いに乗ってけん引すれば、チームは加速する。

 村上が調子を上げたのは、5月16日の広島戦(甲子園)だった。8回2/3を5安打1失点。あと1人で完封を逸したが、無四球の内容であった。

 開幕2戦目になった4月3日の広島戦(マツダ広島)以来の2勝目に「しっかり投げれば勝ちもつくと思って投げた」と納得の投球だった。

 その間は5試合に登板して勝てないマウンドが続いた。さらにいいずれも先に点を許していたのだ。捕手の坂本誠志郎が「ボールも強く、コントロールも良かった」と語ったように調子を上げた。

 チームにとってパ・リーグとの交流戦は鬼門と言える。昨シーズンも7連敗を含む8勝10敗に終わった。3年連続で負け越しを喫した壁と言える。

 それでも1年前はリーグ優勝を遂げたが、交流戦を勝ち越して優位に立ちたいところ。そのためにはエース・村上が投げる試合で負けないことが条件と言っても過言ではない。

 今季は藤川球児監督があえて開幕投手を公言し、村上を後押しした。本人も「3年間ローテを回らせてもらって自信になっている」と手応えを得た。

 昨シーズン投手3冠の村上が「もっともっと自分を高めないといけない」と言う。ここでチーム弾みをつけて交流戦明けの優勝争いに臨みたい。

写真=BBM
オーロラビジョン

オーロラビジョン

週刊ベースボール各球団担当による、選手にまつわる読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング